運命って、何なんでしょうね。

例えば、自分の思い通りにいかないときに「これも運命だよな」と言う。

これを真面目に考えてみる。

「これも運命だよなあ」と等と言う場合は大抵それを回避できた時だ（と思う）。

駄菓子菓子（だがしかし）、回避をできたにも関わらず回避しなかった。

と言うことは、元から回避不可能だった「運命」だったのではないか。

いやでも、回避できなくてもそれを（自分の実力で）上手くやり過ごす事もある。

そして、結果として回避した時と同じになることもある。

そう言うときも「運命」なのだろうか。

結局は矢張り「運命」か。

それとも・・・。

等と書いていたら分かりづらくなってしまった。

ええと、要するに、

例えば「宿題を忘れた」とする。

昨日は暇だったからゲームとＰＣばかりしていた。

だからやろうと思えばできた。だから「これも運命か・・・」と言う。

結局は避けられなかった「運命」だったから。

駄菓子菓子（だがしかし）、先生がその日、宿題をチェックするのを忘れていた。

あるいは、宿題を取り消したとする。

すると、これは（宿題はやらなかったものの）ちゃんと宿題をしてきたときと同じ状況に・・・はならなくても、なかなか近くはないだろうか。

むしろ、取り消された場合は好転している。やらずに済んだのだから。

それも又、「運命」。

「運命」とは変えられないものだと、自分は思います。

どう足掻いても、何をしても、何もしなくても。

神様――が運命を決めていたら、の話だが――の予想に反する事をしても。

それが初めから自分に決められていた、科せられていた、「運命」――――。

それでも、自分は運命は矢張り自分で変えられるものだと思っています。

何かが起こってから、「これも運命だった」って言うのはただの後付けにしかならないと思います。

だからこそ。

悔いを残さない行動をしたいと思います。

いや、

悔いを残さない行動をします。

――――それも又、運命。